人前でも、そうでなくても、自分は自分
講師紹介
人前やレッスンでフルートを吹くとき、ドキドキしてうまく演奏できない…これは、みんなが感じたことがあることではないでしょうか? でも大丈夫! あなたも、簡単なコツでリラックスして吹けるようになれます。是非この記事を参考にしてみてくださいね。
1. 緊張して吹けないのはなぜ?
緊張の仕組み
〈緊張〉は、脳が「人前での演奏」をプレッシャーと捉えた際の自然な反応です。心拍数の上昇・呼吸が浅くなる・身体の部位が震えるなどの現象が起こることもあります。
初心者の悩み
レッスンで先生に見られる・人前で自分に注目が集まると音が震える・息が続かなくなるなどが多いのではないでしょうか。また、普段できていた箇所でミスが出たり、暗譜が飛ぶなどもお聞きします。
メッセージ
日本では長らく、慣れと場数・度胸などの〈精神論・根性論〉がこれの対策として言われていた部分があるのではないでしょうか。しかし、欧米では、これは少ないと感じます。少なくとも私は、欧米でこれを言われたことはありません。
なぜなら理学的な部分を媒介・アレクサンダー・テクニークや脳との関連性などを利用して、メンタルにアプローチすることで対策を取れるからです。
2. 緊張を解消する簡単5ステップ
ステップ1:深呼吸で心を落ち着ける
緊張で呼吸が浅くなる・音が不安定になる
演奏前にゆっくりと腹式呼吸を数回行いましょう。寝転がって行うのもおすすめです。
リラックスして、鼻を使った腹式呼吸を1日3-5回行い、習慣にしてみましょう。
ステップ2:小さな成功を積み重ねる
人前での失敗が怖い
人前での演奏が失敗体験として脳が記憶している典型例です。簡単なフレーズや、絶対にできると自信が持てる曲を、家族や鏡の前で吹いてみましょう。
7-10日かけて簡単な曲や同様を1曲、100%自信を持てる状態で仕上げ、家族などに聞いてもらいましょう。可能であれば、【前回と、何が、どう違ったのか】を気軽に聞いてみましょう。
ステップ3:イメージトレーニングで準備
本番で頭が真っ白になる
可能であれば、事前に人前で本番を想定して演奏しておきましょう。また、状況をイメージし、慣れておくことも大事なことです。この【状況】というのは、成功することを引き寄せる〈成功体験〉のイメージではありません。【たくさんの眼球に囲まれ、一挙手一投足を観察されること】のイメージです。
練習中、集中力が高まっている際に、演奏の流れを頭でリハーサルしてみましょう。
ステップ4:リラックスした姿勢を意識
緊張で体が硬くなり、指使いや音が乱れる
演奏前に肩を回すなどストレッチを行い、身体の緊張をほぐしましょう。同時に、前述した腹式呼吸を行うのはとてもおすすめです。
フルートに限らず、楽器は身体の一部です。必要のない力みは取り除きましょう。
ステップ5:演奏を楽しむマインドセット
ミスを恐れて演奏が堅苦しくなる
ただ一つのミスもなく完璧に演奏することは目指すべきことではあるでしょう。しかし、人間の私達にこれの実現は不可能です。それよりも「楽しむ」「綺麗であることを表面化させる・味わう」ことを優先しましょう。
簡単な好きな曲(例:「アメイジング・グレイス」など)を、感情を込め、音楽的に演奏する練習も良いかと感じます。
某漫画で、演奏前に「さあ、楽しい音楽の時間だ」と、舞台袖でつぶやかれるシーンがありますね。こういったものは、意外と有効です。
ものは試しと思って、是非やってみてくださいね。
3. フルート教室で緊張を克服
個別指導の安心感
講師があなたのペースに合わせて、緊張のメカニック・和らげるコツや方法を丁寧にレクチャーしています。初心者でもリラックスして学べ、【適度な緊張感がある状態を自分でキープする・コントロールする】方法をお伝えします。
楽しく学べる環境
レッスンでは、簡単な曲から始めて自信を築く他、緊張せずに吹ける喜びを味わっていただけます。緊張しがちな初心者さんも安心してお越しください。
仲間との共有
グループレッスンや発表会で、仲間と一緒に演奏してみましょう。緊張を分かち合い、共感し、良い相互作用を狙います。
継続のサポート
レッスン内で継続的にサポートさせていただいていますため、対策を実践した結果を元に新たな対策やご自身に合った方法や対策を、一緒に寄り添いながら講じていきます。
よって、【人前で緊張することなく楽しく演奏すること】ができるようになっていただけます。
4. 緊張を克服するとフルートがもっと楽しく
自信の向上
緊張をコントロールできれば、演奏に自信が持てるようになります。練習でできていたところが、人前でもきちんとできるようになるからです。
練習でできないところをできるところに変えていくことで、下記のような成功体験の良い循環を生むことができます。
- 練習でできた(できるようになった)
- 人前でも適度な緊張感のみを持って、自信を持って演奏でき
- 好評が増えた・成功体験になった
- 楽しいのでもっと練習・演奏するようになった・新たに難しい曲に挑戦できるようになった
感情豊かな演奏
リラックスして吹くと、音に心がこもり、聴く人を感動させることができるようになります。こればかりは、ロボットや機械演奏では難しく、人間だからできることと言えるでしょう。あなたの個性が光る、あなた〈だから〉できる演奏が誕生します。
仲間との絆
教室の仲間と、緊張を乗り越える経験を共有し、音楽の輪が広がります。
5. 既存生徒と新規顧客へのメッセージ
既にお越しいただいている生徒様へ
緊張は、フルートと音楽を愛し、頑張った証拠だと私は考えています。そしてこれをコントロールできることも、重要なスキルではないでしょうか。
5ステップでリラックスして、次のレッスンで自信を持って輝く演奏を!
これから出会う生徒様へ
フルートを緊張せずに演奏したい? 大丈夫です、それは、コントロールできることなのです。緊張により表面化する現象も人によって違うものですし、そもそも、私は上がり症気味でした。あなたの気持ちはよく分かるのです。
無料体験レッスンで、まずは緊張のメカニズムを知り、あなたがどういうタイプの緊張をお持ちなのか、一緒に見てみましょう! また、この記事をSNSでシェアして、フルートの楽しさや人前で音楽する楽しさを広めてください。
友人を無料体験レッスンに誘って、一緒に緊張を克服しましょう!
まとめ
緊張は誰にでもあるものです。しかし、緊張は悪いもの・コントロールできないものと思い込んでしまっている方がいらっしゃるのも事実です。【良い緊張だけを残し、その状態をコントロール・キープする】ことは、可能です。
場数や腹積もりも大事ですが、一番大事なのはコントロールすること。そしてその方法を知り、実践できることなのです。簡単な5ステップで、リラックスしてフルートを楽しみ、自信を持って演奏しましょう!
最後に
フルートを気軽に始めるなら、無料体験レッスンで第一歩を! 今すぐ予約して、悪い緊張状態から脱し、人前で楽しく演奏しましょう! また、ご友人や音楽仲間を無料体験レッスンに誘って、音楽の喜びを共有してみませんか? 第三者目線で俯瞰して見ることができるため、これはとても有効です。
あなたが緊張を乗り越えた演奏エピソードや、どんな曲を吹きたいか、コメントで是非お教えください!
著者情報
前述しましたが、実は私も緊張により、人前で練習通りに吹けないプレイヤーでした。しかし、メンタルアプローチ法や、理学的効果により、これを克服することができたのです。そして、どんなに世界的なプレイヤーでも、緊張しない人はいません。
あなたの不安や緊張を、是非私にご共有ください。そこに全てが詰まっています。
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