「寄り添う」ことの大切さ

講師紹介
フルートを習い始めて「上手くなりたい!」と思っているのに、途中で挫折してしまう例は少なくありません。
その原因の多くは、指導の仕方にもあります。
多くの教室では「褒めて伸ばす」か「厳しく指導する」のどちらかに偏りがちだと考えます。
寄り添って伸ばすレッスンがあなたを変えるのです。
1. 「褒めて伸ばす」だけでは続かない理由

褒められるのは嬉しいですよね。しかし、根本的な問題が解決されないままでは、壁にぶつかった時に「自分は本当は下手なんだ」と自信を失ってしまいます。
「褒めて伸ばす」は一時的に自信がつくかもしれませんが、技術的な課題が残ったままになりがちです。褒められても、それで本人が「伸びていない・上達していない」と感じることが重なった場合、褒められても信用できず、懐疑的になり、信頼関係を崩すこともあります。
一方「厳しく指導する」は技術は上がるかもしれませんが、心が折れて辞めてしまう人も多くいます。音大進学や演奏家になることを志望している場合はこれに耐え、打破することも必要ですが…
実際、当教室の生徒さんの中には、「前の教室ではたくさん褒められたけど、実際の演奏で上手く吹けなくて悩んでいた」という方が少なくありません。褒められてもその言葉を素直に受け取れない方も。
褒めるだけでは、表面的な自信はついても、本物の実力は育ちません。特に、結果に伴う自信は、あなたが結果を「良いもの」だとポジティブに受け入れられて、初めて自信に変わるからです。
2. 「寄り添って伸ばす」とは何か?

寄り添う指導とは、生徒さんの今の気持ちと今の技術レベルをしっかり受け止めた上で、「次に何をすれば良くなるか」を一緒に考えることです。
生徒さんが「今日音が出なくて悔しい」と落ち込んでいるときは、まずその気持ちを認めます。「私も昔、同じように悩んだよ」と共感し、「じゃあ一緒に、少しずつ息の支えを強くしてみよう」とご提案します。
ここで講師側が早合点をしないよう、注意が必要です。なぜなら、「音が出なくて悔しい」という結果は同じに見えても「どのように悔しいか」という、中身は生徒さんお一人おひとり違うのです。同じ経験はあり得ないため、完全に、100%理解することは難しいのです。
だから寄り添い、共感し、同じ目線に立つことで「可能な限りたくさん理解する」のです。
決して「もっと頑張って!」と押し付けるのではなく、生徒さんのペースやプロセス・原因に合わせて、一歩ずつ進む道筋を共に歩むのです。
3. 私のレッスンで実践している「寄り添い」の具体例

自分のペースで楽しみながら、寄り添うレッスンで上達と自信を実感
音が出ないとき
「今日は音が出にくいようですね。疲れが残っていますか?」など、まず原因を探り、「今日は呼吸に集中して、呼吸と音を出すことを楽にしましょうか」という風に、根本にアプローチします。
また、次回同じようなことが起こった時、生徒さんご自身で「今日は疲れてるのかな?」と自認できるようになります。
難しい曲に挑戦したいとき
「この曲、かっこいいですよね!選曲のセンスが良いですね。でもここは難しいですね。」と共感し、「まずはこの4小節だけ、ゆっくり一緒にやってみましょう」と小さな目標を立てます。
すぐに全てをやろうとしないよう促します。
自信を失ったとき
「前よりずっと音色が綺麗になりましたよ」と具体的にお伝えし、録音を聴き比べて「前はここでがさついていましたが、今は綺麗に吹けるようになりましたね」と成長を実感してもらいます。
御本人は主観的に捉え、改善した点よりも改善していない点を優先して捉えてしまうからです。
当たり前ですが生徒様は理想も、ゴールも、目的もそれぞれ違います。個性を尊重し、無理に型にはめようとしないことです。だからこそ、生徒さんが自分らしい音色を見つけ、長く音楽を楽しめるのです。
4. 寄り添う指導だからこそ得られる3つの成果

長く続けられる
無理なく自分のペースで進んでいただけるので、非常に挫折しにくいのが特徴です。不安な点・不明点などもすぐに共有でき、信頼関係も構築できるため、継続が容易になります。
本物の自信がつく
技術が確実に上がるから「自分は上手くなった」と心から思えます。
特に初期段階では「結果が出る」ことで自信を得られます。これは「音楽教室のレッスンでは、続けることはできても上達はしない」という経験をしてしまった方に有効で、初期段階では必要なことです。
自分らしい音色が見つかる
寄り添ってもらえるから、無理に他人と同じ音を目指さず、「自分はどんな音が良いのか」を見つめることができ、「自分の音」を会得した際に愛おしくなります。
音色は「心の鏡」であり、これを具現化したものです。たっぷり愛してください。
最後に
あなたに必要なのは、寄り添ってくれる先生
フルートは一生楽しめる楽器です。だからこそ、講師は「上手くさせる人」ではなく、「一緒に音楽やフルートを楽しむパートナー」であってほしいのです。
当教室では、全てのレッスンでこの「寄り添い」を大切にしています。スイスで学んだ本格的な技術を、優しく丁寧にお伝えしながら、あなたが「フルートって本当に楽しい!」と思える場所を提供したいと考えています。そしてこれは、当教室のポリシーのひとつでもあるのです。
もし「自分に寄り添ってくれる先生が欲しい」と思われたら、ぜひ一度、yukita (ユキータ) フルート&ピッコロ音楽教室の無料体験レッスンにお越しください。対面でもオンラインでも、あなたの気持ちやお悩みに寄り添いながら、あなたと併走し続けます。
一緒にフルートの新しい一歩を踏み出しましょう。
補足情報
著者情報
なぜ当教室が寄り添うことを重視するのか。それは当教室が、ハイクオリティなレッスン内容をご提供し、ハイレベルなことを求める生徒様にも対応可能であると同時に、〈音楽をお伝えする〉場であることを前提としているからです。
ここはフルートとピッコロを媒体とし、音楽表現をお伝えする教室。音楽を通してあなたの QOL を充実させられる教室です。あなたのフルート人生が、より楽しく、より豊かになることを心から願っています。
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