「技術を教える」ではなく「音楽を楽しむ心を育てる」

音楽を「楽しい」と感じるられる心を「育てる」

「技術を教える」ではなく「音楽を楽しむ心を育てる」

講師紹介

由佳先生

あなたはフルートを演奏するのが楽しいですか?

音楽を聴いたり、フルートで音楽表現をするのが楽しいですか?

本日は、こういった「当然に思えるようなこと」に触れた記事を執筆いたします。

1. 教室を「退会する」理由

フルートを習う人の多くが「上手くなりたい」「楽に吹きたい・痛みや違和感を取りたい」と思って教室に通い始めます。しかし、残念ながら途中で辞めてしまう方も少なくありません。その理由のひとつは、指導が「技術を教えること」に偏りすぎていることだと当教室では考えています。

「指を速く動かせるようにする」「音程を正確に当てる」「難しい曲を吹けるようにする」

もちろんこれらは大切です。しかし、これらは【クオリティを上げ、音楽表現をより豊かにする】ための手段です。手段と目的が入れ替わってしまうと、フルート演奏や練習は、義務化します。

継続し、上達し続けている人は、みんな「フルートが大好き!」という気持ちを持っています。義務ではないのです。よって当教室では、技術向上と同じ、またはそれ以上に、「音楽を楽しむ心を育てる」ことを大切にしています。

2. 「技術を教えるだけ」ではなぜ続かないのか

技術だけを追い求めると、最初は上達を実感できて楽しいのですが、ある時点で壁にぶつかります。それは、「できるようになったものに改善が必要になった」「できたことを改善し、クオリティを上げる必要が出てきた」時です。同時に、「この曲が吹けない」「音色が汚い」「もっと練習しなきゃ」と考えるようになります。

これがプレッシャーとなって積み重なり、フルートが「楽しい」から「辛い」「義務」に変わるのです。

実際、生徒さんから「前の教室では技術はついたけれど、フルートを演奏するのが楽しくなくなった」というご経験をお聞きしたこともあります。技術は手段であって、目的ではありません。

「音楽を楽しむこと」と「そう感じられる心」がなければ、上達しても継続は難しく、音楽もフルートも義務化してしまいます。

3. yukita (ユキータ) フルート&ピッコロ音楽教室の「音楽を楽しむ心を育てる」

当教室のレッスンでは、技術をお伝えするのはもちろんですが、それ以上に「音楽を味わう」ことを大切にしています。そして、「音楽で表現する・感じる」ということも、です。

  1. レッスンの冒頭で、前回のレッスン以降に発生した疑問や感じたこと・調子などをお聞きする
  2. 生徒さんが好きな曲を積極的に取り入れる
  3. 「できた!」を小さな単位でたくさん味わってもらう(小さな成功体験)
  4. ボディーワークなどを取り入れ、フィジカルだけでなく、メンタルアプローチ・心理状態も重視
  5. 音楽や音を多角的に捉え、感性を拡大・多様化する  など

少し変な言い方かもしれませんが、「楽しいと感じる心」と「無償の愛」がなければ、途中で断念する時が来ます。

4. スイス留学で学んだ「楽しむ心」の大切さ

スイスでの在学中、先生方は、質の高い引き出しを増やし、ルールや法則に則った表現・どうすればお客様に伝わるかなどを教え、元からあった音楽性をさらに引き出し、拡大・増大・多様化させてくれたと感じています。

少し特殊かもしれませんが、私はスイスで「このフレーズを吹くと、どんな気持ちになる?」「この音色で、どんな風景が見える?」とは、一度も聞かれたことがないのです。しかし、これらの問いは、音楽表現の基礎であり、とても大切なことです。

私は、音楽や音はディテールがあると感じています。全ての音楽と音にそれがあります。

このディテールや世界観をより美しく、完成度高く表現するための手段として、技術や練習が必要なのです。練習が楽しいうちは、上澄みを撫ぜているだけに過ぎませんが、その深部には必ず核があります。これに触れ、得た時、それは極上の喜びと楽しさとともに美しく昇華します。

極論のように聞こえますが、練習をすれば技術は勝手につきます。その技術を生かし、【何を、どう表現したいのか】あるいは、【どうしてそれを表現する(したい)のか】を生み出し、感じる引き出しと心を培い、育てる必要があります。

それを自分の宝物として、生涯愛でていけるのです。

5. レッスンで実践している「楽しむ心」を育てる方法

好きな曲から始める

音楽のジャンルに区別はありません。クラシックがお好きな方はクラシックを。クラシックが苦手な方はポップスやアニメ曲を。映画音楽や舞台がお好きな方はそういった曲を。

「自分の好きな音楽をフルートで演奏できる」「親しい人が好きな曲を、親しい人にフルートで演奏できる」という喜びが原動力になります。

イメージを大切にした指導

「この音は風のように」「ここは夕陽の色で」と具体的なイメージを共有。音楽は個々に捉え方は違いますが、例があると具体的に思い浮かべやすい側面があります。

技術練習を経て、それを活かし、応用した表現が「楽しさ」に変わります。

録音を聴いて一緒に喜ぶ

「前よりずっと優しい音色になりましたね!」「芯のある艷やかな音が出るようになりましたね!」と具体的にお伝えし、生徒さんご自身が自分の成長を楽しめるように。

自分の音を人に分析してもらうと、自分では気づけなかった良いところ改善点が出てくることがあります。

小さな成功を積み重ねる

「今日はこの8小節だけできるように」と目標を小さくし、できるように一緒に実践し、「できた!」を味わっていただいています。

同時に、他の部分にも応用いただけるよう、たくさんの〈仕掛け〉をしているため、将来的には自走していただくことも可能です。

6. 楽しむ心がもたらす3つの大きな変化

自然に練習時間が伸びる

「楽しい」から「もっと吹きたい」、「上手くできた」から「もっと上手く・確実性がほしい」と自然に思うようになります。

技術が無理なく向上する

楽しんで吹いているうちに、息のコントロールや呼吸・指の動きが良くなります。

音楽が一生の友だちになる

フルートが「義務」ではなく「喜び」や「楽しさ」になり、10年、20年と続けられる人が多いのです。

最後に

フルートは一生の友だちになる

フルートは、楽器の中でも特に呼吸と直結している楽器です。そのため、呼吸を媒体として、心情や心の動きが直接的に反映されます。ピッコロに関しては、ここに更なる〈繊細さ〉が加わります。

そのような楽器を扱っているからこそ、楽器を媒体として音楽を表現するからこそ、指導者は生徒さんの心に寄り添い、「音楽を楽しむ心」を一緒に育てることが大切だと信じています。

「フルートを心から楽しみたい」「音楽や表現することをもっと楽しみたい」と思われたら、ぜひ無料体験レッスンにいらしてください。きっと「フルートって本当に楽しい!」と感じていただけます。

あなたの「楽しむ心」に寄り添って、一緒に育て、共有させていただけると嬉しいです。

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補足情報

著者情報

フルートを吹くこと・かたや楽器を演奏することや練習することが義務になってしまっている方というのは、意外にも多くいらっしゃる印象です。特に練習は、〈やればいい〉〈時間や数をこなせばいい〉というものではないし、楽しむためや趣味で始めたのに、義務になってしまうことほど悲しいことはありません。

あなたの音楽人生が、より豊かで楽しいものになりますように。

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岩崎 由佳 / Yuka Iwasaki

川崎・横浜を拠点に音楽の世界を広げるフルート講師。情熱と技術を融合し、個々の才能を最大限に引き出します。あなたの演奏が輝く瞬間を、今から一緒に創造しましょう。

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